東北旅行記           平成26年3月26日~平成26年4月9日   14泊15日

   その3 3月30日、31日

3月30日
いよいよ本州最北端の青森県下北半島を目指す
行程としては岩手県久慈市から青森八戸そして原子力施設が有る六ヶ所村を通りむつ市を経由して大間へ

八戸を走ると南部一之宮・櫛引八幡宮の看板が目についた小雨が降っていたが一之宮となれば素通りは出来ない


    


核燃料の再処理工場がある六ヶ所村に向かう
再処理とは........
日本全国の原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料を集め、その中からウランとプルトニウムを取り出す為の再処理工場
3月末だが青森ではまだ冬、そして小雨......
道路の両端には民家が並んでいるのに10キロ走っても人影が無い
15キロぐらいで第一村人発見
六ヶ所村に入ると原野が広がる
その原野からの暴風雪を防ぐためであろうかあちこちで壁と言おうか柵と言えばいいのか....
 がそこらじゅうに設置されている

利用価値がない原野なのであろうか、この風景を見ると放射能の危険にさらされる心配がある再処理工場を誘致したのも仕方ないのかもしれない



そこを過ぎるとまたまた原子力がらみの地、原子力船むつの母港がある
原子力船むつ.....最初の実験航海で放射能漏れを起こして廃船となり現在は原子炉が取り外され下記に展示されている
もちろん原子炉は遮蔽してあり中は鉛のガラス窓ごしに見学ができる


むつ科学技術館
着くと降り続く雨が雪に変わった  建物も内部もものすごく金を掛けていると言う雰囲気であった
年間何人の入場者があるのか判らないが、箱物行政の典型的なものと言えよう
私自体は、博物館マニアということもあってそれなりに楽しめたのだが

   


下北の宿は大間に近い(まるほん旅館)青森の大間と言えばまぐろの1本釣で有名なところだが、すでに5泊目の宿なのでマグロの刺身と
言うのも能がないと思って宿泊プランを風間浦の鮟鱇(アンコウ)をフルコースで頂くコースを予約した

宿に向かう途中の海.......今まで見てきた海と違う
これこそ私が期待していた海だ   !!!
全体がモノトーンで覆われた世界   !!!

    

    

宿に着くとまた雪に見舞われた1時間ほどだが吹雪と呼べるほどの降りだか雪自体は湿った雪で翌朝にはほとんど残っていなかった

    

旅番組でよく鮟鱇(アンコウ)を食べるシーンが出てくる
鮟鱇という魚は見てくれはグロテスクだが、捨てるところが無いと言われる高級魚で私もフルコースで食べたことは無かった
実にいろいろな食べ方が有るものです
そして老舗旅館という事も有るのかもしれないが、ありきたりな旅館の料理と違い新鮮で美味しかった
皆様にも、一度食べることを勧めたい気持ちです

3月31日

朝起きると天気は快晴、昨日の雪もほとんど消えている

        
 まるほん旅館                  旅館の裏山にあるお宮(海抜45.2m)     海も穏やかさを取り戻している


気持ちの良い日を迎えたが、明日から消費税が上がる
アベノミクスも先が不透明だし、まだ旅の途中だが東北全体が公共事業の坩堝(るつぼ)化している状況を目のあたりにしてきた
経済が失速すれば財政赤字が雪だるま式に増大するのは目に見えてる
そんなことになればお坊ちゃん総理の安倍さんは放り投げるだろう    何しろ前科があるからね
さりとてアベノミクスによる株高で、今回の旅行費用が賄われているのも事実だし、非難ばかりはしていられないかな
日経平均が13000円を割り込むようになれば、注意信号

私の持論だがには強いリーダーはいらない
戦後の経済成長は均衡のとれた自民党政権が続いたことが大きい
それが小泉総理の誕生に依って崩れた

ガソリンを消費税が上がる前に入れようかと思ったがせいぜい10リッターしか入らない
計画性が無いと女房に責められた
確かに主婦は買い物でも1円単位でものを考えている

本州最北端大間岬に向かう
旅館を出た時は穏やかな海だったが、大間岬に近づくにつれ波も荒く風も強くなった

    

本州最北端大間岬

   
                           ウミネコ
   
東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる            沖の灯台の島「弁天島」

何故、啄木の歌碑が大間岬にあるのか疑問だった
啄木と言えば岩手の盛岡出身しか思い浮かばない
調べてみると歌集「一握の砂」に収録されている「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」の原風景は大間岬で、東海の小島と言うのは
弁天島と説明されていると言う

しかし風が強く寒い旅行シーズンではない為か、私達夫婦の他は本格的なカメラを持った四十がらみの男一人

今日の宿は青森市内のビジネスホテル(ホテル青森)
大間からは海峡ラインを通る    一部冬季閉鎖区間が有るというカーナビの説明
青森市内の泊まりという事で、ホテルでは朝食のみのプランで予約している
時間に制約されないという点ではビジネスホテルが最適だ料金も安いし
通れなければ戻って別の道を通ると開き直った


    
延々と続く山道                                         途中からは雪も

    
途中にはこんな景観もあった しかしこの展望台のトイレは冬季閉鎖中の張り紙が
しかし対向車と一台もすれ違わない.....心配になってきた

    
こんな看板にぶち当たったが日本の道路基盤は盤石か、キツチリ迂回路が           湖水はまだ冬

迂回路に入ると対向車もあり民家も多くなってきた
無事にホテルに到着


    
かなり規模の大きなホテルだった
ビジネスホテルと称したのは失礼だったかもしれないシテイホテルと呼ぶべきか

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